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<〜電動ブローバック1〜>
[目次]
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撮影は、カメラを固定し、
露出はマニュアル。というか、殆どがシャッタースピードを最大の1秒にして、
手持ちの光源の距離で絞りを最高F11にして、被写界深度を上げました。
離れて、ズームして撮ることも…。
光源は動かしてテカリ避けや、歯車の陰影などをわかりやすくしました。
部品の明るさによって、バックの明るさも変えてみました。
●第二段階
○グリップセーフティー
1-1拡大
グリップセーフティーが、まだちょっとはみ出ているので、リンケージを押す部分を削りました。
○フレームにメンテポート
1-2拡大
フレームを貼り合わせてても、モーターのメンテポートを見たり、洗浄できるようにフレームに穴をあけました。
○ポート確認のための光源
1-23拡大
例としてマガジンのトコの穴から光を当てて見ました。
○スパークキラー
1-3拡大
モーターはこの規模のスイッチには、かなりの負荷です。
しかも、離れる瞬間フライバックで激しいスパークをしていることが懸念されます。
スイッチ接点でのスパークを緩衝するため、積層セラミックコンデンサーをつけました。
直列に適当な抵抗も付けると良いかもですが、無くても十分と思います。
○ブレーキ
1-4拡大
前回は、電圧を上げるとモーターの慣性運動の勢いで2発目を撃ってしまうバースト現象が起こってしまいました。
そこで、回生エナジー熱消費型ブレーキをセットです。
適当な負荷でモーターをショートするのですが、
平均2Aというところから使用電圧を6Vとして、3〜4Ωとしました。
で、3Ωにセットしました。
この効果は凄く、ビューンと回っていたモーターが、一瞬でストップします。
そのため、低い電圧でゆっくり動作だと、スライドが後退してスイッチOFFするとそのまま止まってしまうほどです。
ただ、これもスイッチには過酷ですので、理想的にはスパークキラーです。
もちろん、モーターにも負担は大きくなります。
○有線化+タルコン
1-5拡大
まず、タルコン取りつけの余裕を持たすため、モーターの下の電池ケースの一部を削ります。
そして、ケーブルと電池ケースのフタが干渉しないように、フレームを削ってケーブル取りだし口を作ります。
1-6拡大
電池ケースに併設して、タンタルコンデンサー、ケーブルを取りつけました。
タルコンは、モーターのシャフトに当たらないように注意です。
タルコンの容量は、最大の16V33μFです。<おまじないです。
ケーブルの+側は、モーターの方に付けました。
1-7拡大
…狭い領域なので結構ゴチャゴチャしてます。
1-9拡大
ケーブルを通すケース削りの結果、フタをスライドさせて開ける余裕があるという意味で…、
○モーターの慣らし
1-8拡大
モーターの慣らしは基本的にブラシ、コミュテーターの当たり面を出す事です。
3日回す人もいると言おうと思ったのですが、総合3日以上回してました。<間に一日休みが入り、しかも殆ど回しながら作業です。
とはいえ、たまにチェックはしてました。
基本的にスパークしない電圧で無負荷運転です。スパーク状態はメンテポートから見れます。
ただ、低すぎると、慣らしの効率が下がります。
カーボンを溶かし落とす洗浄剤、それを流し去る揮発性溶剤(アルコール系)、吹き飛ばすエアツール。
を使いました。
使う時、洗浄剤は潤滑剤にもなりますので、モーターを立てたり逆さまにして軸受けまで到達させます。
モーターの回転を上げて、次にエアツールで吹き飛ばし、
アルコール系は軸受けに入ると困るので、乾くまで寝かせます。
○グリップセーフティー、その2
1-10拡大
1-11拡大
まだ、少し出っ張っているので削りました。削ったところは3ヶ所、
リンケージを押す部分の先端。
ケースのトリガーの裏面ある部分と当たるところ。
この部品の一番下。
ディスクグラインダーで、一瞬で出来ます。
面倒くさい場合、上は全部切って、下の出っ張りで調節すれば簡単です。
ただ、削りすぎると今度はへっこんでしまいますので、注意ですね。
○モーターの慣らし2
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一応、GUNは、立てて使うものですので、基本的に立てて慣らします。
時々、逆さまにしたり、振ってみたりします。
回転が安定しない時は、汚れカスがたまってきた可能性が高いので、洗浄です。
○バレル、チャンバー、パッキン
1-13拡大
まずは、バレルとパッキンですが、上にHOPの出っ張りが見えますね。
正確には、パッキン→上半分ゴムのHOPの直結状態です。良く見ると、バレルに切り欠きが見えると思います。
細かい事すれば、HOPと、パッキンの抜弾抵抗それぞれを別々に取り扱えます。
チャンバー下の出っ張りは、マガジンの割れ目に刺さり弾をリリースするための物です。
1-14拡大
弾を入れてシリンダーとピストンをパッキンに突き刺し、ポンと叩くと、スコッと手応えが無く、
弾も出ませんでした。色々見てみて気が付いたのが、弾とバレル内径の隙間の大きさです。
0.3mmくらいありそうです。ノギスで測ると6.2と出ました。でもノギスにはツメの厚さがあるので、
6.25から6.30位はありそうです。
試しにもう一度ピストンを思いっきり素早く叩くと弾が出ました。足に当たってちょっと痛い程度です。
口で吹いても飛びます。パッキンは緩いみたいです。
ということで、パワーダウンの一つにこれが上げられます。
タイトなバレルが欲しくなりました。
○モーターの慣らし3
1-15拡大
そんな間も回り続けてます。
ライトで下から照らすと良く見えます。
○機関部2
この前、撮影がうまく行かなかったので再度兆戦です。
1-16拡大
露出を下げ、ベストな角度で解りやすく撮影した感じです。
加えて、コッキングギアの下にあるダボ(出っ張り)は、シリンダー後退用です。
シリンダーの下に板状の出っ張りがありこの部品で後退させ弾をチャンバーに送りこみ、
ある程度回るとダボが外れて、チャンバーは閉鎖されます。
1-17拡大
スライド後退用平歯車との関係です。
○機関部2
この前、忘れた引きバネですが、やはり、飛んでいってしまいました。
こういう部品の分解は、箱や、ビニール袋の中でやった方が、通称「ブラックホール」になりにくいです。
で、やり直しの撮影です。
1-18拡大
1-22拡大
後退したシリンダー戻し用の引きバネは代替品になりそうなのを二種類試してみました。上下の写真です。
下の写真は、左端にスライドと繋がる引きバネが完全体で写ってますね。
このスプリングの左端のリングをスライドの出っ張りにはめます。
○有線の高級化と歯車の写真
1-19拡大
1-20拡大
上の写真は、実はヘリ用なのですが、レーシングコネクターです。色は黒が良いでしょう。
コネクターは右が電源で左にGUNをつけます。
これを逆さにすると、電源がオスになるのでショートなど危険がいっぱいです。
このコネクターから線を太くします。
コンデンサーがついてますが10V10000μFです。二つ付けても良いいでしょうね。
下の写真はカールコードです。これだと良いですね。
実際の特殊部隊も銃の落下防止にこのようなカールしたケーブルを付けることも良くありますので
不自然では無いです。
<例です>
ついでに歯車も置いておきました。
1-21拡大
歯車のクローズアップです。
しかし、黒い歯車が殆ど写っていません。バックを変えるべきでした。
○下(電池ケース)からモーターを照らす…、
1-24拡大
1-25拡大
電池ケースのギリギリ削りとモーターマウント下を少し削っています。
○電池ケース下から
4-8拡大
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で、下から照らして見ました。
●で…、
この章の最後に、電動ブロバックガン(改造無し)のオペレーション説明です
まず、グリップを握ったらトリガーからスイッチへのリンケージがライブになります。
↓
トリガーを引くとスイッチが入り、モーターが回転を始めます。
↓
ピストンがコッキングされ始め、同時にシリンダーもダボによって後退し始めます。
↓
ある程度コッキングしたらダボが外れて後退していたシリンダーが引くバネで戻り、
弾を押しながらパッキンに押しつけられます。
↓
ピストンが引き切り、ギアが外れ、ピストンが前進します。激発です。
↓
更にモーターが回転し続け、今度は黒いギアがスライド後退用のリンケージを引っ張り始め、
そのリンケージから引きバネを介してスライドが後退し始めます。
↓
スライドが後退しきると、スライド後退リンケージによって、
トリガーとスイッチの結合リンケージが外れ解除されます。
同時に、モーターのスイッチが切られます。
↓
モーターはある程度惰性で回り、スライド後退リンケージの平ギアと回転ギアが外れ、
スライドは前進します。
これが、一連の作業です。
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続き
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[目次]
全て、
財力と時間と気が向いたときの現在進行形です。
M92Fを使っての改造です。
↓分解と観察を始める。
電動ブローバック0
↓モーターやスイッチ等、電気系統の改造等
++[[[電動ブローバック1]]]++
↓駆動系メインの観察と改造
電動ブローバック2
↓バレルチャンバー部分の改造。
電動ブローバック3
↓シリンダー、スプリング系統の改造。
電動ブローバック4
↓弾速測定
電動ブローバック5
↓18歳以上対象の電動ブローバックモデルの予想と負荷試験から今後の課題と発展性の考察
電動ブローバック6
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↓ギヤの強度UP:その01
電動ブローバック7
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
↓ギヤの強度UP:その02
電動ブローバック8
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
で、
新しいモデルを購入して変更してみました。
とりあえず、
電動ブローバック-コンバットデルタ
[電動ブローバック−G−1]
[電動ブローバック−G−1-1]
[電動ブローバック−スプリングの更なる強化-00]
[電動ブローバック−スプリングの更なる強化-01]
[電動ブローバック−スプリングの更なる強化-02]
[電動ブローバック−スプリングの更なる強化-03]
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電動ブローバック-デザートイーグル.50AE
[電動ブローバック−デザートイーグル.50AE]
電動ブローバック-センチメーターマスター: 081102
[電動ブローバック-センチメーターマスター]
電動ブローバック-KP85: 081102
[電動ブローバック-KP85]
電動ブローバック-SIG-Pro2340: 081102
[電動ブローバック-SIG-Pro2340]
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電動ブローバック-G-18C
[電動ブローバック-G-18C]
ワルサーP99-DAO: 081102
[電動ブローバック-ワルサーP99-DAO]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[ミニ電動マシンガン0]
[ミニ電動マシンガン1]
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[電動ブローバックマシンガン「イングラムMac11」]
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