〜えるなの日記〜




Γのシリンダです。鉄のスリーブです。
エンジンクリーナーでちょっと汚れを溶かしてみました。

モータロイは、
カタログの質量だけ溶けて付着しても、
メッキなどになる量では無いですので
モータロイのコロイド化と、

錫と活字合金との合金を生成してタンクの中にいれました。
投入は3657Kmで現時点6250Kmです。

モータロイは硬いのですが、
コレと同じく硬いのが「活字合金」です。
理由は、アンチモンが入っている故です。
そのテの過去の記事
http://clamp-cc.sakura.ne.jp/cgi-bin/sfs6_diary/sfs6_diary/199209.html
錫の含有率を高くするとメッキ化しやすいようです。

長年の放置のことで、
タンクに茶色い土のような粉が多量に入ってたのですが、
これは、ガソリン中でモータロイが腐食したカスのようです。
…タンクに塊は入れない方が良いです。

モータロイ混合物のコロイド投入は
それほど頻繁ではないです。

あまりに放置してたため、
ピストンは張り付いてまして
思いっきりキックしてもびくともしない状態でしたが、
浸透系スプレーで容易に溶けました。
ピストントップを鏡面加工してあるのですが、汚れてます。
しかし、思ったほど酷い汚れとも感じておりません。
エンジンコンディショナーや剥離剤で落ちます。

あけてみたところは、シリンダ面にちょっと茶色に腐食した
白い光沢の金属のような物質が付着してますようです。
エンジンコンディショナーと研磨的にちょっと磨いてたところ、
汚れではないようで、あまり様子は変わりませんません。
これが、メッキなのかもしれません。
斜めから見ると摺動面はツヤツヤの反射光です。

シリンダヘッドの燃焼室も鏡面加工していますが、
腐ったガソリンで高回転でオーバーヒート気味でしたが、
まあまあキレイな方だと思います。
スキッシュ部分がありますね。

後で気がついたのですが
ハイコンプな自作のガスケットがくっついたままでした。
2007年10月28日(日) No.49 (未分類)

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