〜えるなの日記〜

見て聞いて判ります。


障害者自立支援という問題が問題です。

ダウン症の子供は頑張るし、
自閉症の子供が飛び抜けた暗記、計算能力があったりするのが
報道されてますが、そんなこと、昔から判ったコトです。
壁は、一般人の偏見と差別が一番である。

実際、作業所の結果は壊滅状態です。
全然採用されてないワケです。
その上の対策として出てきた、
障害者就労支援制度は職業を斡旋いたしません。
区分認定も最大3年です。

正直申しまして、救済策に見えても、
何の役にも立たないですので、みんなガッカリですね。

表ではキレイゴト立て並べてますが、
実際に能力が低い人間が存在するのです。
一般人にさえ、冷え込んでる雇用情勢なのに、
企業が儲からないコトをやりますか?
ノーマライゼーションという考え方自体が問題なのです。

資本家は、自分だけがウハウハ言ってれば、
世の中が悪くないっても知ったコトじゃないです。
アメリカの壊れた資本主義をそのまま手本にしてる日本。
誰もが放っておいてる現在の状態。
無責任な民衆。執行猶予付きですね。

ただ、能力を生かさないのも企業の常識です。

人間そうそう変わらないです。
ですが、悪い方向に行ってる気もします。

良識よりも身の回りの制度に心を売って合わせてる方がラクですが、
これも罪ですね。



でもって、NPO法人がやってるのですが、
役所というのは決まった枠組みに定まらない活動を排除したがるため、
かなり嫌われている状態です。<実は、言ってはならないと言われてる。



麻酔科医が三人同時に辞めるというのがありましたね。
偶然ではありません。
一人が辞めれば他の人間に回すからです。
一年の手術件数が1500〜2200と言うことは、
一年に何回手術をするか考えるとかなりの数になります。
恐らく掛け持ち手術です。

でもって、
聖マリアンナ病院で麻酔科医が死ぬ事件が2回ありました。
麻酔科医はバイタルサインから常に麻酔の効き具合を調整しなければなりません。
麻酔が解ける事故はないですが、そのまま落ちてしまうことがあります。
手術自体が体力勝負でもあるゆえ、濃くすることは出来ません。

麻酔科医は微量のガスを吸うため逆に神経がピリピリすることがありますし、
あの病院では激務でした。
そう、掛け持ちだったのです。
上記した理由により掛け持ちは違法行為です。
ストレスで逃げ場を失った麻酔科医がトイレで麻酔を吸ったのですが、
自分に麻酔が効いてるのに、自分で調節できるわけもないです。
それ故落ちてしまったのです。
聖マリアンナ病院には、労働組合はありません。

他にもたくさんこの様な締め付けがあります。
それは、許されることではありません。

社会が病院に要求してるのはサービス向上ですか。
社会が世間知らずのアホなのです。

医療費が高い理由に、医療機器や薬剤が異常なほど高価であるというのもあります。
米国と比べても、5倍とか違います。
加えて、米国も含めて世界的にぼったくっている世界です。
この世界は人道的など無いですよ。
2008年02月27日(水) No.145 (未分類)