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〜絵の考察3〜
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・スキャナに取り込みの方法
とりあえず、3Hの薄書きで、こんな感じです。
白色度の高い紙(上質普通紙)に、薄い芯3Hで薄めに塗った部分も出す予定で書きました。
上質普通紙は密度が濃く、消しゴムで消えすいという利点もあります。
図0
トーンカーブを弄るのはとても大変ですので。
図0
まず、自動トーン補正→レベル補正の自動補正をやるとハードな調子が出ます。 ←普通はやらなくても良い
明度のどこからが白とするか?ですが、このとき、
入力値のヒストグラムの図のガンマ特性を決める中間値を決めるスライダーを一旦左端いっぱいに持っていって見てると、ゴミの部分が判りやすいです。
ゴミはあとで取るので残し、紙質の部分を白にします。<白フリンジ除去。
図 Mami Tomoe
(硬調にしたいときは左のスライダで黒レベルを強調するのもアリです。左右のスライダの間隔がコントラストと対応)
出力値で出力の黒色度を決め馴染んだ調子にします。
図0
今回はくっきりしすぎましたが、目標は、「鉛筆の質感の味」を残すコトです。
同じ画像を複製して乗算レイヤーで重ねると、結構マトモなトーンのまま濃くなります。
で、ゴミ取りです。
さくらちゃんは、ふわふわな薄塗り。
線穴があるというより、線が閉じてないまま塗ってあります。
髪の毛は染料系のオレンジのようです。
従って、乗算塗りと、上から線画レイヤーを乗算で上からかぶせるのが有効のようです。
明度のどこからが白とするか?ですが、
本来なら、「ソコを白としたら良いけどそれ以外は変換しない。」という手段も在りそうです。
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・線画の色変え。<インクの色を変えたような認識。
図0
この操作だけでもOKですが、
一色弄って色を変えるだけで大体OKです。
色相を回し、明度、彩度を微調整。
図0
この後、「色の置き換え」、「特定色域の置き換え」とかも使えます。
図0
セピアにしてから変えると、透明インクの乗算(減算)の再現も出来ると思います。
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モノクロ写真をカラーにする技術で、
木炭、鉛筆画を、色鉛筆、パステル画調
に出来るとも思われます。
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・陰影。
色塗りが苦手なのでなるべく論理的に塗るため陰影表現に「焼き」を使ってみました。
図0
引伸機と印画紙の間にモノを置いて露光量を調節することで、明るさを加減算する:焼き込み、覆い焼きですが、<細かくは印画紙の露光特性による。
SAIでは発光:Photoshopの覆い焼き込み(リニア)、陰影:Photoshopの焼き込み(リニア)に対応するようですね。<SAIのPSD出力の焼きの互換性は薄い?→でもIrfanVerwで読むと焼きはマトモ。
PhotoshopのリニアライトレイヤーがSAIの明暗レイヤーとして、使えますね。
コチラの方が自然に扱えることも。
Photoshopのなら、リニアじゃないカラーのほうが彩度も変化するので良いようです。
(明暗の度合いと彩度の変化の度合いの兼合いはどうなのでしょうね。)
このレイヤーも若干濃いめに塗ってレイヤーの不透明度を下げるとやりやすく思いました。
でも、薄い水彩塗りにはあまり向いてない加工方法のようです。
(背景は、Photoshopの自動選択ツールを使い許容値:32を設定して白の部分を選択。この場合、Photoshopの自動選択ツールを使いグラデーション)
図0
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・最高にハードな取り込み
IrfanViewの自動色彩調整→乗算レイヤーを二重にして統合→レベル調整
図0
図0
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・柔らかめの取り込み
図0
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メモ:2〜3値+テカリ
色を瞳のようにハイライトシャドウという感じで3値的な階調にしたいのですが、
ハイライトは明度を上げて、光沢の表面反射光(テカリ)では強く白をかぶせるとして、<発光レイヤー
シャドウは明度をさげれば良いはずですが、彩度も上げるとイラストチックになるようですね。<陰影レイヤー
ということで3値+テカリで表現できれば無難になるかと思いました。
髪の毛をふわふわにするなら薄い色で何度も擦るとか。
レイヤで分けて重ね境界をぼかすとか。イロイロありそうですね。
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