〜えるなの日記〜

追記<1−2>


2008/10/20
まず、
MDR-CD3000において、
脱落したネジがドライバーの
マグネットでくっついて出力部分に入ってしまいました。
コーンがパリパリするので触診で気がついたです。

穴に刺さったモノがネジですので、
ドライバーの振動膜が多少は損傷を受けたかな?
と思って見てみましたが、
見ても聞いても問題無かったです。
振動膜は布(紙)のような繊維状に見えますので
まあまあの強度はあるかと思われます。
あと、黒いヨゴレがかなり多量に入っており、
大きなスポンジカスも振動板との間に入り込んでましたので、
ついでに息で吹き飛ばしました。

ネジは受け側として筐体に真鍮製のブッシュが接着剤を塗って
から埋め込まれていて、
ソコにねじ込まれています。
これが、根本ごともげた感じです。
このネジはゴムブッシュとのハメ合いで可動します。
そのため、細く作る理由はあったとは感じますが、
ネジは固着出来るほど強く締め付けてあることを考えると、
ねじの頭がをなめてますし、真鍮も細すぎです。
これは、太めのステンレスネジと強いブッシュを付けて、
ネジ止め剤を付けて軽く締めればこんなトラブルはあり得ません。

もし、
ネジ頭をなめた場合、
オーバーサイズのドリルで頭を削り落とします。
その後、ペンチで回せますし、
面倒なら、もぎ取っても良いです。




ヘッドフォンの設計は、
ドライバーと密閉容積のみのようです。
よって、
筐体は見てくれですので
工業デザイン担当となると思われ、
ソコが巧くなかったのではないかと考察されます。

イヤーパッドは、
靴下のように履かせるのですが、
このはめ込むミゾの間は構造的に分離できません。
中途なハメ合いですので、
ヤリ辛い作業ですので、
マジックテープで脱着出来るようにしようと考えましたが
両面テープが手元にありましたので黄色の部分に貼ってすませました。
こういう造りは、
音に対してはおろか作る側も修理にも
料金的にも何のイミもないので、
高級品対象の設計としては、かなり疑問が残ります。

問題のネジは、
ねじ切りしたりしてどうとでもなるのですが、
とりあえず、
繊維の入った強力で経年変化でベトつかないテープを、
と思ったのですが、
見つからないので
とりあえず、絆創膏で付けときました(笑)。<これは、ホントニ仮止めです。
ただ、
ここの接合は、適当でも問題ない部分です。

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タグ:MDR-CD570、MDR-CD3000、ヘッドフォン、イヤーパッド、修理
2008年06月25日(水) No.323 (未分類)

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