〜えるなの日記〜

キャブとエアクリーナー


えるな場合、エアクリのスポンジは抵抗の低いモノを付けて、
更に、入り口のダクトを取っ払ってるのですが、
MJは7番しか上がっておりません。<ノーマル#68〜72
これで、十分過ぎると思ったのですが、

しかし、
同じ車体のセッティングを幾つか参考にすると、
やはり、75番です。
パワーフィルターにすると、更に5〜10番上がるようです。

更にファンネルにすると、30番UPという情報もあります。

キャブとマニホールドがボトルネック状態なのに、
これは驚きですね。
パワフィルとファンネルのみの違いがこんなに大きいとは…、

(レースのレギュレーションなどではマニホに繋がるインシュレーター部分の開口面積に制限を設けたりしますし、)

ところで、
レッツのマニホにはアドレス110のキャブが無加工で付くのですが、
この場合、
アクセルワイヤーを10mm〜15mm程度長くする加工とマニホのテーパー加工が必用そうですが、
ノーマルエアクリの場合、モトモトくっついてる98番程度で良いらしいです。<ホント?

と言うことは、純正にファンネルは、
ノーマルエアクリにキャブの大径化並吸気抵抗となるのでは?ですね。

キャブのみに比較してパワーリング付けただけで5番とかUPするらしいので、
結構効いてくるのは事実でしょうが、
ノーマルエアクリの加工だけでも大きいと思うのですが、案外効いてこないのですね…

というか、
パワーフィルターは劇的なうるささなので、…ですよね。

なにせ、50ccの空気を一秒間に100回以上吸うのですから、
圧力の波動は凄いハズです。
低音だけならまだマシですが、リードバルブの音は高音を多々含んでるので
ビーンというブザーのような耳障りさです。

キャブの口径によって、ファンネルの効き具合は差が出る要素ですが、
空気の慣性を付けて吸気するには、
ファンネルのスロートはある程度長い方が良いようですね。

全開特性のMJよりニードルクリップの方が、リニアに変化するのですが、
後者の方がラクに調整できるので、この微調整でめぼしいとこを探すのに便利です。

あと、
MJが上がらなくても吸気量にある程度応じてガソリンも変化してるハズ…、

とにかく、
チャンバー、ボアアップ、エアクリ加工も全て、MJの向上要因なのです。
Γではエアクリ加工のみでも、30番UPしましたし…、

追記>
えるなの付けてたMJは、
75ではなく70番だったでした。つまり、純正より2番しかあげておりません。
ニードルのクリップは、今だけ一番下です。<これで結構な濃いめなもです。
試しにパワフィルで80番にしてみたらビチャビチャでした。
この程度のレベルでも…ナゾです。
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そういえば、
市販のインテークチャンバーって、殆ど効かないらしいですが、
取り付け位置もダクトの断面積や長さを見ても、
体感的に吸気効率が上がるにはムリがありすぎです。
ココをどうにかすれば十分に効く要素なのですが。
この原理は、ヘルムホルツの共振かタダのバッファーか?ですね。

タグ:バイク、レッツ

2011年12月21日(水) No.480 (未分類)

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