〜えるなの日記〜
ピストンシリンダの損傷。
コールドスタートから500m走行したところで異音とともにエンジンが急停止しました。
駆動系をばらしてみても異常が無かったので、
多分、懸念していたピストンクリップが外れたのだろうと思い、
コンプレッションを計ると3気圧くらいでした。
ばらしてみると、やっぱそうでした。
ピンの残骸は、クランクケースに落ちていました。<クランクに丸めたティッシュを挟み込みクランキングして出しました。
あと、チャンバーからアルミの削れカスを出しました。
ピストンクリップを疑ったのは、
取り付け時ナカナカはまらないのでちょっと曲げた感じだったからです。
こんどは、ちゃんとエンジンを外して装着する予定です。
ただ、クリップでかじった部分以外の激しい損傷は何なのでしょうね。
特に、平たく削れてる部分はナゾです。
シリンダは、かじった部分以外は殆ど損傷しておりません。(リングは折れ曲がったのに。)
リングは曲がってる部分はありますが、
かじったりして欠けた部分はありませんでした。
(というか、クリップと擦れて出来そうな傷すら確認できなかったです。
この硬さで折れずに曲がるとはリングって相当に強靱ですね。)
GRPが効いてたのかも?<シリンダ摺動面が茶褐色のスベスベになってます。
エンジンカバーに隙間があったのも問題です。<冷却
11/25:部品(ボアアップキット)が届いたので組み付け、慣らし運転中です。
空冷は修理も安上がりですね。
強化クラッチスプリングを組んでるので、
慣らしと言っても規定の5000Rpm以下ではムリなので、
5600〜6800Rpm程度の低負荷で走ってます。<もちろんあまり良いとは思わないですが…、
焼き付き防止に混合OILをかなり濃くしております。
加工精度が高いからか、慣らしはボアアップにしては短い100Km程度で良いとのことです。
排ガス規制前の初期モデルのはずなのですが、
ノーマルからMJが6番しか上がってないコトを考えると、
さしてパワーUPしてないのは、当たり前のきもします。
なんで、MJが上げられないのかがナゾです。
中古車なので、キャブのみ規制後とか??
タグ:レッツ
2011年11月22日(火)
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